駅風景へ　駅弁の旅へ

№95
山陽本線広島駅
２０２２／１０／２０撮影　　
広島駅弁当　　焼きあなごめし　　１８００円　
#駅弁　#広島県　#山陽本線　#広島駅　#広島駅弁　#焼きあなごめし　#アナゴ　#重
京阪百貨店すみのどう店諸国じまん！駅弁とうまいもの大会!!にて
　
☆☆☆☆★
「やっぱり穴子は焼きに限る」これが広島県に食のルーツを持つ関西人である私の、穴子に対する結論です。瀬戸内を中心に、多種多様の穴子を素材とした駅弁が販売され
ていますが、その多くは煮穴子を用いています。穴子を楽しむには、素材を活かすためのタレの味が重要であることは間違いありません。しかし、煮穴子の身の柔らかさと
舌ざわりは関東風の蒸しの効いた焼きうなぎと類似しており、穴子本来の身の粘り、コシの強さを味わうには、やはり焼き穴子でないと十分に楽しむことはできません。も
う一点重要な要素として、焼き目の香ばしさがあります。残念ながら、このお弁当にはその香ばしさが十分とはいえません。同じ広島駅弁当さんが駅売りされている「活あ
なごめし」は売店内の厨房で製造されておられるということですから、本物を追求するためにもやはり現地で購入してみる必要がありそうです。