EF210型電気機関車

(2013/09/10撮影)
 

城東貨物線赤川橋梁を行く、EF210型電気機関車です。この赤川橋梁は、将来の複線化を予定して作られていましたが、貨物線として単線運転されていました。そこで、上流側のスペースを赤川仮橋として、人や自転車が自由に通行できる橋が設けられていました。しかし、おおさか東線として複線化されることが決まり、この撮影の翌月末で仮橋は閉鎖されてしまいました。
ちなみに、1970年代、この橋梁の周辺はイタセンパラやアユモドキの生息するワンドがたくさんありましたが、河川改修が進み、その生息地はかなり限られたものとなってしまいました。また、この橋梁の橋脚部分には第二次世界大戦当時の機銃掃射の跡が残っており、堤防の近くには投下された爆弾の破裂によりできたクレーター状の通称爆弾池なども残されており、戦争遺跡としても重要な位置を占めています。

 

このEF210-162とは、2016/03/03に放出でも再会しました。