蒸気機関車は、大きな炭水車を引いているために後方視界が狭く、逆進運転が苦手です。そのために、終着駅で方向転換をする必要があります。また、扇形機関庫に入庫する際には、渡り線をたくさん敷設するより、
転車台で方向を変える方が効率的です。そこで、主要駅や機関区には転車台がありました。しかし、今はその役割を終え、取り壊される運命が待ち構えています。
そんな中、現存する転車台(跡)を、いつまでも記憶に残しておきたいと願いから、この特集を組みました。
関西本線 亀山駅
高山本線 美濃太田駅
北陸本線 敦賀駅 ※移転保存を前提に、解体
山陰本線 丹波口駅 梅小路蒸気機関車館(現 京都鉄道博物館)
山陰本線 丹波口駅 京都鉄道博物館
山陰本線 福知山駅前(保存展示)
山陰本線 豊岡駅
山陰本線 米子駅 後藤総合車両所
山陽本線 新山口駅
姫新線 津山駅 旧津山扇形機関車庫(現 津山まなびの鉄道館)
山口線 津和野駅